就活スケジュール

【保存版】法律事務所の就活スケジュール!冬・春クラークを組み込む年間ロードマップ

/ リーガルパレット関西

法曹キャリアタイムラインを示すイラスト

一般企業の就職活動(いわゆる就活解禁ルールに従ったスケジュール)を前提にしていると、法律事務所(特に企業法務系)の就職活動のスピード感に完全に置いていかれてしまいます。法律事務所の就活は、司法試験の受験よりもはるか前から、水面下で驚異的なスピードで進行します。 「いつの間に募集が終わっていた」「行きたかった事務所の説明会に気づかなかった」という致命的な失敗を防ぐため、ロースクール2年次から司法試験合格・入所にいたるまでの完全版年間ロードマップを公開します。

1. 企業法務系就活の年間スケジュール(ロースクール2年〜3年)

  1. 3月〜4月(ロースクール2年次春)
    サマークラークの募集が各法律事務所のホームページで徐々に開始される時期。就職ナビサイトよりも事務所の採用HPの方が2〜3日早く情報が掲載されるため、日々のチェックの習慣が必須です。
  2. 5月〜6月
    サマークラークの募集情報が出揃い、ESの提出がピークを迎える時期。募集開始日に即時提出することが合格への鉄則となります(ESの書き方はこちら)。
  3. 7月中旬
    司法試験予備試験の受験。この試験直後のタイトなスケジュールの中でサマクラの準備を進めることになります。
  4. 8月〜9月(夏)
    サマークラークの実施期間(日当1日約1万円程度)。大手事務所では、この夏の実務体験と評価が事実上の内定(オファー)に直結します。
  5. 10月以降
    サマクラ参加者に対して個別のアプローチや早期内々定の提示がなされる時期。
  6. 11月〜12月(冬)
    ウィンタークラークの募集および実施が本格化する時期。夏に参加できなかった学生や、さらなる事務所へのアプローチを狙う学生の勝負所となります。
  7. 2月〜3月(春)
    スプリングクラークの実施時期。司法試験本番(7月)に向けた勉強が最も佳境を迎える時期と重なるため、学業・試験勉強と就活のスケジュール管理を極限まで緻密に行う必要があります。
  8. 7月中旬
    司法試験本番。
  9. 7月下旬〜8月
    司法試験直後における、企業法務系事務所の個別訪問募集のピーク。
  10. 11月中旬
    司法試験の合格発表。合格が確認され次第、内定の確定および入所交渉が正式に行われます。同時に、一般民事系事務所の求人・募集もこの時期から本格化します。

2. 就活を成功させるための3つの戦略的行動指針

指針①:事務所ホームページの「直接定期チェック」を習慣化する

多くの就活生が「就職エージェントからの連絡」や「合同説明会の告知」を待っていますが、それでは遅すぎます。第一志望群の事務所の採用ページは、ブラウザのブックマークに入れ、毎日1回は必ず自ら巡回する習慣をつけましょう。

指針②:説明会を待たずに「募集開始日即時提出」を貫く

「説明会を聞いてから応募しよう」と考えていると、人気の事務所ではその間に募集枠が埋まってしまうか、先着順で選考が進んでしまいます。募集要項が公開された瞬間に提出できる準備(ESのベースの完成)を常にしておくことがプロの動き方です。

指針③:関西・地方の事務所は「顔を覚えてもらう」アプローチを重視する

東京の五大事務所だけでなく、大阪四大・御三家や関西の有力中堅・ブティック型事務所を目指す場合、単にESを出すだけでなく、説明会への参加や合同説明会への参加を通じて事前に「顔と名前を覚えてもらう」ことが書類通過率を劇的に引き上げるキイファクターとなります。

まとめ

法律事務所の就活は、まさに「先手必勝」の世界です。年間スケジュールを完全に頭に入れ、司法試験の勉強と並行しながらも、戦略的かつ早期にアクションを起こすことが、納得のいくキャリアを掴み取る唯一の道です。

「顔と名前を覚えてもらう」第一歩は事務所訪問から。リーガルパレット関西で、関西の法律事務所と早期に繋がりを作りませんか?

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